WPS Officeで作成済みのファイルを開くと、読み取り専用として起動してしまう場合、複数の原因が考えられます。
以下の内容を順番にご確認ください。
原因
ファイルを重複して開いている可能性
- 作成したファイルのアイコンをダブルクリックして起動するのではなく、起動したい任意のプログラムを新規で起動(Writer/Spreadsheets/Presentationいずれか)
- 起動した画面左上のタイトルバーをクリック
- 「開く」を選択
- 起動したいファイルを選択して開く
ファイルが読み取り専用に設定されている可能性
- ファイルのアイコンを右クリック
- 表示されたメニューより「プロパティ」を選択
- 「属性」の項目で「読み取り専用」のチェックがオンの場合はオフにする
プレビューウィンドウがオンに設定されている可能性
エクスプローラー上で、プレビューウィンドウがオンに設定されている場合は、ファイルを開く際にプレビューウィンドウ内でもファイルを起動していると判別されてしまい、読み取り専用になってしまう可能性がございます。
OSによって設定方法が異なりますので、各OSの「プレビューウィンドウの非表示設定」をお試しください。
ファイルの保存場所がCドライブの直下である可能性
ファイルの保存場所として、ドキュメントやデスクトップ上ではなくご利用のPCのCドライブに直接保存されている場合に、ファイルは読み取り専用として起動してしまうことがございます。
該当のファイルをドキュメント等に移動し、再度操作をお試しください。
一時ファイルによる影響の可能性
WPS Officeでは、PCのドキュメント内に「KingsoftData」という一時ファイルを保存するフォルダが作成されます。
こちらのフォルダが正しく動作していないと、読み取り専用としてファイルが起動してしまうことがございます。
下記手順より「KingsoftData」の削除をお試しください。
- 画面左下スタートボタンを右クリック
- 「エクスプローラー」を開く
- 「ドキュメント」を開く
- 「KingsoftData」をフォルダごと削除
上記操作をお試しいただき、任意のファイルを正しく開くことができるかどうかご確認ください。
- 更新:2022年2月8日