2017年5月12日から諸外国において病院や大手企業を狙ったサイバー攻撃が多数発生しております。イギリスでは医療機関等の情報システムがダウンするなどの被害が報告されており、5月13日現在、被害を受けた国は日本を含め、世界100ヶ国に上るのとの報道がなされています。
今回のサイバー攻撃は「ランサムウェア」と言われるマルウェアによるものです。ランサムウェアは、コンピュータファイルを暗号化・復号ロックを行い、ロックを解除するために仮想通貨「ビットコイン」による身代金(ランサム)を要求する内容をコンピュータの画面上に表示させ、支払わなければ暗号化されたデータが全て削除するように作られている、とのことです。
今回の攻撃はWindowsの脆弱性をついたものです。感染を防ぐため、早急にWindows Updateを実施していただくことを強くおすすめいたします。
Windows Updateの手順は以下の通りです。
<Windows 7の場合>
1.スタートをクリックして、コントロールパネルを選択します。
2.システムとセキュリティからWindows Updateを選択します。
3.左上の「更新プログラムの確認」ボタンをクリックします。
4.利用可能な更新プログラムが検出された場合は「更新プログラムのインストール」ボタンをクリックします。
5.「今すぐ再起動」ボタンが表示された場合は、クリックするとコンピュータが自動的に再起動して更新プログラムのインストールが始まります。
<Windows 8.1の場合>
1.スタートボタンを右クリックして「コントロールパネル」を選択します。
2.システムとセキュリティからWindows Updateを選択します。
3.左上の「更新プログラムの確認」ボタンをクリックします。
4.利用可能な更新プログラムが検出された場合は「更新プログラムのインストール」ボタンをクリックします。
5.「今すぐ再起動」ボタンが表示された場合は、クリックするとコンピュータが自動的に再起動して更新プログラムのインストールが始まります。
- 更新:2020年12月11日